消火器には使用期限があります。
みなさん、こんにちは。
先日、所有しているアパートの消火器を交換してきました。
アパートのような共同住宅の場合、半年ごとに定期点検が必要なんですけども、その点検はずっと消防設備の会社にお任せしておりました。
今回の点検で、消火器の使用期限が切れるので交換が必要だとの報告を受けまして…
見積書を頂いたので見てみたら、消火器2本で16,000円でした。(設置、処分料込)
ん~、これが安いのか高いのかは分かりませんが。
私、実は消防設備士の資格を持っているんです。
なんでこの資格を取ろうと思ったのかも忘れてしまいましたけど、せっかくなので復習を兼ねて色々調べた結果、自分で交換できそうだったので手順をご紹介します。
すごく簡単です(^_^;
まずは古い消火器を確認する
基本的には、現在設置されている消火器と同じタイプの物を買ってくれば良いので、どんな消火器が設置されているのか見てみましょう。

どこにでもあるような、ごく普通の消火器ですね。
ABC粉末消火器と呼ばれるものです。
ABC粉末消火器とは
ABCのアルファベットには意味があります。
Aは普通火災です。
紙や木が燃えた場合の火災ですね。
Bは油火災です。
油やガソリン等です。
Cは電気火災です。
電気設備の火災に対応しています。
画像を見て頂くと普通・油・電気と書いてありますね。色分けしてあるのが分かると思いますが、この色もちゃんと決まってるんです。
火事の時に視覚的にすぐ判断出来る為でしょうか。
ホームセンター等で一般的に販売されている消火器はこのABC粉末消火器ですので、あまり悩む必要はないかと思います。
EP-10型という表示もありますが、これは容量です。
新しく消火器を購入する際も、同じ容量のものを選ぶようにしましょう。
古い消火器の処分
新しい消火器を買ってくれば、あとは置き換えるだけです。
問題は、古い消火器をどうするかですね…
消火器を不燃ゴミ等で出すのは、恐らくどの自治体も無理だと思います。従って処分料を払って、引き取ってもらう必要があります。処分料は1本あたり500円~1000円くらいでしょうか…
ただ、ホームセンターによっては新しい消火器を購入した場合、古い消火器を無料で引き取ってくれるところもあります。
今回はカインズで購入したので、無料で引き取って頂きました。
カインズ以外でも無料引き取りを行っているホームセンターがあると思いますので、購入する前に調べてみましょう。

これが、新しく購入した消火器です。
随分スッキリしたデザインになりましたね。
蓄圧式といって消火器の内部に圧力が掛かっているので、適正な圧力が保持されているか測るためのゲージも付いています。
今回の新しい消火器は1本4,000円でしたので合計8,000円で済みました。
これでしばらくは安心です(^^)
ご覧頂きありがとうございました。
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